1930年代にアロマセラピーが医療的なものとして使用されていた事もあり治療目的で医師がアロマテラピーを処方し、薬局には精油が常備されていて薬剤師が処方箋の元、精油を調合する。保険医療として経口、坐薬、皮膚湿布として現在でも使用されています。
通常はエッセンシャルオイルの内服は固く禁じられていますが、フランスでは医師の管理下での内服もあります。
アロマテラピーの目的も、日本のようにエッセンシャルオイルの香りを活用して心身を癒すというものではなく、エッセンシャルオイルの抗菌力を活用して感染症に用いることもあります。アロマテラピーの対象も、ストレスに悩む人ではなく、病気の人であり、エッセンシャルオイルは品質も管理もきびしいものです。スイスやベルギーでも同じような取り組みがおこなわれています。